パームス・21ショアガンエボルブの紹介と103XHの実釣インプレ！！

2021年モデルチェンジとなったパームス・21ショアガンエボルブを購入して使ってきましたので、スペック、実釣インプレ、他機種紹介していきたいと思います。

ショアキャスティングゲームの主軸として様々なターゲットごとにカテゴライズされた機種は全17機種。

16ショアガンエボルブからブランクを見直し、特にバット部分のカーボンの配置を調整して手元のパワーを持ち上げることによりルアーをキャストした際の飛距離、操作性、ターゲットを掛けてからのリフティングパワーが上がっているとのことです。

全17機種あるショアガンエボルブのカテゴリーの中で末尾にBLとつく青物専用ブルーランナーモデル103XHを購入し、ある程度使ってきましたのでインプレしたいと思います。

まずはショアガンエボルブ103XH・スペック等を見ていきます。

10ft.3inc 2pc
Lures 30-100g
Linn 15-40lb 1.5号-4号
Rod.Wt 328g
Length 160

まず先代の16ショアガンエボルブから大きく変わったところは

ご覧の通りコルクグリップがまた採用されました。

16ショアガンエボルブ

初代ショアガン

コルクグリップは好みが別れるところかもしれませんが、個人的にはすごく好きですねー。カッコいい。

使ってくうちにエイジングが進んで風合いが増していくんですね。グッと握った感じも手に吸い付くようで非常に握りやすいです。

ブラックリングにさりげないパームスのロゴ

磯場でも安心

Kガイド

と、お次はガイドセッティングですが、103XHはバットガイド、その上のガイドは逆付けとなっております。
バットガイド

これは使うラインの号数の想定で飛距離とトラブル減を意識したセッティングをしていると思うんですよね。ラインが放出される際に最初のガイドがこのように逆付けで1本脚か2本脚かというのはスパイラル状にラインが放出されるわけですから、やはり影響あると思うんですよね。

このあたりのセッティングにも飛距離、トラブル減を意識したセッティングがなされています。

ロッドのスペック等はこんな感じで続いては103XHの実釣インプレいきます。（個人が感じたものなので参考までに。）

飛距離・キャストフィーリング

飛距離という点では投げやすく、飛ばしやすいロッドの部類と思います。キャスティングする際にグッとバット部分を曲げこんで投げることができますし、リリースポイントも広く分かりやすいです。投げた際のティップの収まりも気になりません。

ロッド操作性

いわゆるファーストテーパーですが、ブルーランナーモデルにはティップにしっかりとパワーが備わっており、ジャークなどルアーをアクションさせて動かしていった感じもすごくやりやすいです。

トップウォータープラグ等はどうかといいますと、僕はマリアのポップクィーンF160.65g、ラピードF160.50g、レガート190.60gといったルアーも使っていますが、問題なく操作できると感じます。

操作性という点でロッドの重量は昨今のロッドに対して軽いわけではありません。

軽さを求めた硬い竿ではなく柔軟性がある竿なのでキャストした際や魚を掛けた際にロッドの重量から思うほどアングラー側への負担は重さほどないと感じます。

軽さを選ぶか、魚とのファイト時の柔軟性を選ぶのかアングラーの好みが出てくるところだと思います。

魚を掛けた際のロッドパワー

103XHにおいては５キロクラスをメインターゲットとしていますので、個体差によりますがだいたい80センチクラスといったとこではないでしょうか。

インプレ書いておきながら僕がまだそういった5キロクラスのデカい魚を掛けていないもので、正確なパワーと言ったことを語ることはできません。

（11/28追記　70弱のスレがかりハマチ、3キロ。磯際付近でスレがかりでヒット！スレがかりで体感としてはブリサイズなみににかなり重かったですが、竿が曲がってしっかりと粘ってくれました。そのため体に負担が少なくやりとりが楽でした。かつ、魚を浮かせるためのバッドパワーも申し分なしでした。）

（12/29追記　68センチ。測ってないので分からないですが、良いコンディションで4キロ近いくらいありそう？と思われるハマチを次はジグで仕留めました。中層付近でしたが、このサイズは難なく寄せてこれます。）