ライト太郎.net

身近な釣り場で釣りを楽しんでいます👍

【ショアジギング】スペーサーPEを取り入れたラインシステムの組み方【ライントラブル回避】

ショアジギングにおける「スペーサーPEを取り入れたラインシステム」について組み方等のお話を。


まず、スペーサーPEとは何??って話なのですが、簡単に言うと、通常のラインシステムがPEライン+ショックリーダーで結束するのに対して


スペーサーPEを取り入れたラインシステムはメインとなるPEラインとショックリーダーの間に結束する、いわば第3のラインのことなんですね。PEライン+スペーサーPE+ショックリーダーという形になります。

 

このスペーサーPEを取り入れたラインシステムの効果としましては

根ズレ対策等でロングリーダーを取り入れた際の、キャスト時のライントラブルを回避すること(ガイド絡みなど)が主な効果になってくると思います。


通常であればノット部分をガイドの外に出してキャストするわけですが、ロングリーダーを入れるとなるとガイドにノット部分を巻き込む形になるんですね。


スペーサーPEを挟まないで通常のラインシステムでガイドにノットを巻き込んでキャストするとしなやかなPEラインが固いリーダーを追い越す形でライントラブルが発生しやすくなるんですよね。


そのライントラブルを回避するためにメインラインとショックリーダの間に【メインラインPEの約2~3倍のPEライン】を入れてあげることで結束部分の太さを少なくできるので、ガイドを通るラインの糸抜けが良くなりトラブルを回避することができるようになるということになるんですね。


⚠倍のPEライン、スペーサーシステムを入れているからといってその部分が根ズレ等に強くなるわけではありませんので勘違いなさらずに。考え方は根ズレ対策でロングリーダーを入れる際のライントラブル防止です。


僕が現在組んでいる方法で説明をします。


例のタックルとして、15ツインパワーSW6000HGにPEライン3号を巻いています。


PE3号と60lbでしたらリーダーをガイドに巻き込んでも、キチンとキャストできればそうそうガイド絡み等のライントラブルはないのですが、僕がスペーサーPEを取り入れる理由としては


強い横風を受けながら投げる場合やキャスト時に振りかぶれない場所があってバットの力を使えず、どうしてもティップの反発が多めでルアーを投げていく場合など、やはりガイドにノット部分をいれた場合にスペーサーPEを取りいれた方がトラブルはなくなるんですね。


ガイドの外にノットを持ってくる場合は必要ないですが、釣り場でのトラブルはかなりストレスになりますので、その考えうるトラブルをできるだけ回避しようという考えでスペーサーPEを入れています。

話は戻ってスペーサーPEの組み方です。

左側がメインラインのVARIVASアバニジギング10×10の×8、3号で右側がスペーサーPEとなるDUELのハードコア×8の8号です。


結束はFGノットでだいたいスペーサーとなるPEは5mくらいとっています。

僕も結束はうまくないのですが、こういった感じでもすっぽ抜けたりはないですし、魚を掛けたときに切れたなどといったことはありません。皆さんも自信持ってください。
スペーサーPEとメインラインの結束方法ですが、僕はFGノット上下ワンセットとして編み込みを10回程度で普段しています。




FGノット上下ワンセットを10回編み込んだらハーフヒッチで仮止めをしてノット部分を湿らしてから。器具を使って締め込んでいます。 


ルキア ラインブレイカ


根がかりしたときのライン切断にも使えますし、2本セットになっていますので、ノットの締め込みにも重宝しますよ。PE、リーダーと太くなってくると締め込む力も必要になってきますからね。締め込み後は僕はハーフヒッチ上下ワンセットを8回して終了です。


そしてスペーサーPEとなるDUELのハードコア×8、8号とVARIVASショックリーダーフロロカーボン60lbになります。ここも結束はFGノットです。

(上に記述のスペーサーPE、メインラインと同じ方法で組んでいます。)


リーダーをどれくらい取るかというと僕はバットエンドからリールの間くらいになります。(写真が少し分かりずらいですが(汗))

このスペーサーPEとリーダーの結束箇所をリールに巻き込んでしまうとトラブルは巻き込まないときよりも多くなりますのでこの部分は巻き込まないほうが良いかもしれませんね。しかし、周りの人では巻き込む人も結構多いです。


メインラインとスペーサーPEの結束部分はこのようにリールに巻き込む形となります。



PE4号でも同じなんですね。スペーサーPEは同じDUELのPEライン8号を使ってFG.FGで組んでいます。


以上がスペーサーPEを取り入れたラインシステムになります。スペーサーPEなどと聞くと難しい感じがしますが、なんのことはないラインを組む作業が一回増えるだけです。


リーダーをガイドに巻き込む釣りでライントラブルが多発していて困ってるって方やスペーサーPE入れてみたかったんだよなって方はぜひ試してみてください。


⚠僕はメインラインPE3、4号ににPE8号をスペーサーとして入れていますが、例えばスペーサーPEを10号にしてPE3号~6号まで対応するといったセッティングも可能ですよ。

スペーサーPEの参考ラインシステムとして、現在は13ステラSW8000HG、PE4号、替えスプール14000、PE6号、共に【VARIVAS、SMP10号】のスペーサーPE入れています。(3号は変わらず、上記で説明したPE8号です)




DUELハードコア×8PRO。値段、性能面でコスパ良いと思います。

DAIWA、シマノコスパの良い商品はコチラ。

DAIWA UVF ソルティガデュラセンサー×8 300mもありすよ。

シマノ グラップラー×8

VARIVAS SMP 
スペーサーPEにも妥協したくない、こだわりたい方はコチラですかね。

メインラインのオススメです。

VARIVAS アバニジギング10×10マックスパワーPE×8
値段は高いですが、安くコスパの良いと言われているPEラインよりは劣化速度が全然違いますので長期的に見るとコスパは良いと思います。
通常のPEラインと比べ約1.5倍の引張強度を持つマックスパワー原糸で組まれたラインとなりますので魚とのやり取りに安心感があることと表面のコーディングとの兼ね合いでライントラブルも起こりにくく遠投に向いているラインだと思います。ぜひ試してみてください。

VARIVAS ショックリーダーフロロカーボン60lb

ルキア ラインブレイカ
ノットの締め込み、根がかり外しなどあると便利かなと思います。

他、ショアジギングに関して参考になれば。
surfmacchan.hatenablog.com
surfmacchan.hatenablog.com